軟膏の基剤には気を付けるべし
軟膏の基剤には気を付けないといけませんね
ワセリンは 油性が強くて皮脂膜が奪われます
それだけではではなくて重金属を十分に除去していないから困るんですよ
皮膚が再生する時にはマイナスの電荷が必要です
皮膚再生に必要なマイナスの電子を重金属が消費してしまうから傷が治りにくくなるんです
切り傷や火傷などでしたら サメミロンを塗って傷が再生しますね
サメミロンの分子構造のイソプレンの二重結合の部分に秘密があります
二重結合の π電子が電子を供給するからです
イソプレンは非共役二重結合のπ電子ですからエネルギー準位は高いので
生体組織が失った電子を供給する能力が高いんですね!
でもサメが効かない場合があるでしょう

π電子はp軌道の電子です
d軌道の電子が奪われた場合には電子を供給できないわけです
重金属のクロム コバルト ニッケルなどを例にします
クロム コバルト ニッケルは酸化されると d軌道の電子を失うわけです

亜鉛が入ったものを使うと皮膚の再生が速くなることはご存知ですね!!
亜鉛は d軌道に 10個の電子がありますから
d軌道の電子を失った クロム コバルト ニッケルを還元します
このような場合はサメではダメなのは次の理屈です
d軌道からはd軌道に電子が供給されるのですよ
p軌道よりd軌道の方がエネルギーが高いから 
エネルギーは低い所から高い所には移れないんです
ワセリンを大量に塗り続けている場合は皮膚に重金属が溜まっていると思って下さい
酸化して皮膚にこびり付いた油は シェイクシェイクローションで溶かして排泄できますが
クレイは重金属は捕獲しにくいから 中から何か飲むように指導して下さい
シャンプーやリンス 洗剤なども質が悪い油から出来ていますので
重金属による汚染が懸念されます
マーガリンを作る時にも 触媒としてニッケルを使いますから十分注意しましょう